タケシタ ルッジェリ アンナ
Anna Ruggeri Takeshita
竹下 ルッジェリ アンナ 所属 京都外国語大学 外国語学部 イタリア語学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 白隠禅師の門下の女性弟子 ―お察と恵昌尼の場合― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『宗教研究』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本宗教学会 |
巻・号・頁 | 90(別冊),258-259頁 |
担当範囲 | B5 2頁 |
著者・共著者 | 竹下 ルッジェリ・アンナ |
概要 | 白隠禅師の門下の弟子は極めて多かった。居士大姉を加えると、その数はさらに増える。しかし、彼らの情報を記録する資料はそれほど多くない。そして女性弟子の場合には、さらに状況が悪くなる。白隠の遷化に近いものから記入すると、まず白隠の大高弟東嶺円慈(1721-1792)が著した『白隠和尚年譜』(1820)及び白隠下四世の妙喜宗績(1774-1848)による『荊棘叢談』 (1842)という著作があげられる。後者には白隠門下の尼僧と大姉を合わせて五人の女性が登場する。彼女らは、お察(阿察婆)、そして原駅の婆、恵昌尼、政女と茶店婆の五人である。『年譜』では、さらに大橋女(後に恵林尼)について書かれているが、原駅の婆と茶店婆の話は記されていない。『年譜』が口伝されたことは考えられないことから、この二人の消息がお察婆と紛淆していると思われている。
本論ではお察と恵昌尼を分析した。 |