スガノ ミチナリ   Michinari SUGANO
  菅野 瑞治也
   所属   京都外国語大学  外国語学部 ドイツ語学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2020/03
形態種別 論文
査読 査読あり
標題 19世紀後半のテュービンゲンにおける学生の決闘に関する一考察
執筆形態 単著
掲載誌名 『PROBLEMATA MUNDI 』第29号
掲載区分国内
出版社・発行元 京都外国語大学国際問題研究会
巻・号・頁 (29)
担当範囲 37~48頁
著者・共著者 菅野瑞治也
概要 「侮辱」は、言葉による侮辱と、暴力によるそれとに大別され、古くからあった剣による決闘も、近代に誕生したピストルによる決闘も、元来、何らかの侮辱に起因するものであった。しかし、1850年頃になると、それぞれの学生結社の代表者が事前に話し合い、決闘者のパワーやテクニックを考慮し、互いの決闘者を指定するという「指定メンズーア」が導入さた。本論では、19世紀後半のテュービンゲンの学生結社を例として、侮辱を前提としないこの「指定メンズーア」の本質と意義を明らかにした。