フセ マサオ
Masao FUSE
布施 将夫 所属 京都外国語短期大学 キャリア英語科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 翻訳書 |
標題 | アメリカは戦争をこう記憶する |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 松籟社 73-145頁 |
巻・号・頁 | 73-145頁 |
担当範囲 | 南北戦争の二つの遺産――記憶をめぐる対立と和解 四六版、総頁数356頁中73頁を担当 |
著者・共著者 | 島田真杉(監訳)、布施将夫、岩本修、藤岡真樹、森山貴仁、金子典生(訳) |
概要 | 原題をRemembering War the American Wayとする本訳書は、建国期からベトナム戦争に至る時期のアメリカで、戦争や戦死者がどのように記憶されてきたかを実証的に検討したものである。布施が翻訳した最長の第二章「南北戦争の二つの遺産-記憶をめぐる対立と和解」(73-145頁)は、南北戦争期の戦争の記憶を分析している。この戦争中に戦死した白人軍人の慰霊碑やモニュメントは、長年、南北で対照的なものであった。しかし、黒人軍人の扱いをめぐって共通性をもった南北の退役軍人協会は、19世紀末に結局「和解」することになった。戦争の記憶がもつ政治性が、くっきりと浮き彫りになった章であった。 |