スギモト モニカ
Monika Sugimoto
杉本 モニカ 所属 京都外国語大学 外国語学部 ドイツ語学科 職種 教授 |
|
言語種別 | ドイツ語 |
発行・発表の年月 | 2024/03 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Kommunikationsstrategien in Sprachtandems und Videokonferenzen – das DUS-KYO Telekollaborationsprojekt |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Deutschunterricht in Japan (ドイツ教育) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | VDJ (ドイツ教育部会) |
巻・号・頁 | (28),122-139頁 |
総ページ数 | 17 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | Monika Sugimoto |
概要 | 本論文のテーマは、外国語の授業におけるテレコラボレーションである。まず、研究の現状や用語の定義、ならびに日本の大学に見られる外国語教育の分野における最新のテレコラボレーションプロジェクトの概要を簡単に説明した後、2022/23年の秋学期に、京都外国語大学とハインリッヒ・ハイネ大学(デュッセルドルフ)で行われたプロジェクトについて解説する。そのうえで、参加者の取り組み、授業内容と課題、技術的な実装だけでなく、問題点や解決案についても言及する。また、オンライン調査の結果を分析することで、学生からの評価も紹介する。さらに、個々の会話シークエンスの検証によって、学習の理解を深めるためのさまざまなコミュニケーション戦略を示す。特に、文化的に条件付けされた異なる会話の慣習や最新テクノロジーが、理解を確保するためのコミュニケーション戦略にどの程度影響するのかを検討する。最後に、外国語の授業の一環として、テレコラボレーションがいかに発展してきたかに関する最も重要な知見を要約する。そして、その可能性や利点だけでなく、それらがもたらす課題や、将来的にどのような研究が望まれるかに言及して結論に代える。 |