イナガキ ツトム
Tsutomu INAGAKI
稲垣 勉 所属 京都外国語大学 共通教育機構 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/07 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 自己卑下呈示行動尺度作成の試み |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 教育テスト研究センター年報 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (4),25-31頁 |
担当範囲 | 分析および論文全体の加筆修正を担当。 |
著者・共著者 | 上拾石直人・稲垣 勉・澄川采加 |
概要 | 本邦において,これまで自己卑下呈示についての研究は多く行われているが,自己卑下呈示が実際にどのような行動として表れるかという点を検討したものや,自己卑下呈示をどの程度行っているか,すなわち自己卑下呈示の使用頻度について検討している研究はみられない。そこで本研究では,自己卑下呈示行動の頻度を測定する尺度を作成した。予備調査において,半構造化面接を行い21項目の予備尺度を作成し,本調査では大学生および大学院生177名に回答を求めた。種々の解析の結果,最終的に18項目・3因子からなる自己卑下呈示行動尺度が作成され,各下位尺度は一定の内的一貫性や妥当性を有すると解釈された。今後の課題として,実際の行動との関連なども併せて検討し,多角的に妥当性を検討することが挙げられる。 |