タケウチ トシタカ   Toshitaka TAKEUCHI
  竹内 俊隆
   所属   京都外国語大学  国際貢献学部 グローバルスタディーズ学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/08
形態種別 総説・解説記事
招待論文 招待あり
標題 国連安保理、準常任理事国の必要性
執筆形態 単著
掲載誌名 Voice 9月号
掲載区分国内
出版社・発行元 PHP 研究所
巻・号・頁 (537),75-81頁
総ページ数 244
担当範囲 75-81頁
概要 ロシアのウクライナ侵攻を受けて、国連安保理におけるロシアの拒否権のために、国連、特に安保理の機能不全が再認識された。ではどうしたら機能が改善するかを論じた。国連はその制度設計からして常任理事国が「国際の平和と安全」の維持にあたる想定であるので、常任理事国の違反行為には対応が困難である旨を説明したうえで、短期的方策と中長期的方策を論じた。短期的には、拒否権発動の場合はその理由を説明する、「平和のための結手決議」のより積極的な活動などがある。しかし、中長期的な改革の本丸は安保理の拡大であり、日本としたは常任理事国入りの夢は諦めて(中国の強固な反対でその可能性はない)、準常任理事国創設に向けて動くべきであると論じた。