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オカモト シンショウ
Shinsho OKAMOTO
岡本 信照 所属 京都外国語大学 外国語学部 スペイン語学科 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2025/03 |
| 形態種別 | 論文 |
| 査読 | 査読あり |
| 標題 | なぜスペイン語の方位語はゲルマン系なのか?―中近世における方位語の使用状況と借用のプロセス― |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | スペイン学 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 論創社 |
| 巻・号・頁 | (27),28-40頁 |
| 総ページ数 | 136 |
| 担当範囲 | 13頁 |
| 著者・共著者 | 岡本信照 |
| 概要 | スペイン語の基本方位語este, oeste, sur, norteの起源はゲルマン系のアングロサクソン語である。フランス語を介して中世のスペイン語に入り込んではいたが、15世紀まで頻度はそれほど高くなかった。しかし、16世紀になると使用が急増する。その背景には、羅針盤を頼りに方角を正確に把握する必要が生じた航海術の発達である。本稿は、Real AcademiaのコーパスCORDEを用いた頻度調査に基づいて、方位語が大航海時代に本来のラテン系語彙からゲルマン系語彙に取り代わるプロセスを検証したもの。 |