イナガキ ツトム   Tsutomu INAGAKI
  稲垣 勉
   所属   京都外国語大学  共通教育機構
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/03
形態種別 論文
査読 査読あり
標題 ストレス体験における有益性発見尺度の作成および信頼性・妥当性の検討
執筆形態 共著
掲載誌名 人文
掲載区分国内
巻・号・頁 13,103-116頁
担当範囲 データの分析,および論文の方法・結果の執筆を担当。
著者・共著者 竹内弥中・藤井 勉
概要 ネガティブな体験からも有益性を見出し,その出来事からの回復を促す「有益性発見」の個人差を測定する有益性発見尺度を作成し,信頼性・妥当性を検討した。有益性発見尺度の下位尺度である「ポジティブな意味の付与」は,ネガティブなイベントが起きた後の脅威性という認知的評価を下げており,その予測的妥当性が確認された。ただし,もう一つの下位尺度である「人間関係の再認識」にはこういった影響はみられず,更なる検討の必要性が議論された。いずれの下位尺度も内的一貫性は十分であった。