シュ イッセイ   Zhu Yixing
  朱 一星
   所属   京都外国語大学  外国語学部 中国語学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1985/07
形態種別 論文
標題 「魯迅と二葉亭四迷」-『浮雲』と『狂人日記』の口語文体をめぐって
執筆形態 単著
掲載誌名 中國藝文研究會『学林』第6号
掲載区分国内
担当範囲 、  頁
著者・共著者 朱 一星(シュ イッセイ)
概要 「浮雲」の新文体は、幕末の洋学者から明治初期の欧化風潮にそって、盛になった国語国字改良運動の線上に位置すべく、文章作法のテクニックの範疇に属する。「狂人日記」の文体は、もはや文章テクニックの問題ではなく、既存の文化秩序を打破し、作家のアイデンティティを強く主張する手段ともなりえた。同じく近代化の激動の中で、中日両国の文体革命に随分異質な意味を具有すると言える。