ナガハマ タクマ
Takuma NAGAHAMA
長濵 拓磨 所属 京都外国語大学 外国語学部 日本語学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/05 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 川端康成「生命の樹」論ー戦後文学と聖書ー |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『キリスト教文学研究』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本キリスト教文学会 |
巻・号・頁 | (29),106-117頁 |
担当範囲 | A5、総頁数192頁中12頁を担当 |
概要 | 戦後間もなく発表された川端康成の短篇小説「生命の樹」を論じたものである。戦後文学における聖書関連作品の流れや川端文学における聖書引用作品の流れの中から本作品を位置づけした。次に、登場人物の経歴に古典文学や川端康成の聖書体験などの影響が反映されていることを指摘した。最後に、作品の中に氾濫する春、自然、生命、聖書のイメージを分析して、主人公啓子が死から再生へと向かっていくストーリー展開を考察し、主題に迫った。 |