モリタ タクヤ
Takuya MORITA
森田 卓哉 所属 京都外国語大学 共通教育機構 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03 |
形態種別 | 論文 |
標題 | CSRにおけるステークホルダー・アプローチを応用した大学の社会貢献の推進 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
概要 | 企業においても大学においても「ブランド力」醸成は重要である。近年、企業は利益の追求だけでなく、倫理面で社会に対し貢献できる自主的な活動に注力している。それらは企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility; CSR)の一環として行われているが、社会的なイメージの向上、従業員のモラルを高め、結果的に企業のブランド力や価値の向上を期待して行われるものである。
社会貢献活動について、大々的に社会貢献をPRしている企業もあれば、草の根的な活動を援助したり、従業員を派遣し活動したりするなど、企業によって濃淡が異なる。社会的責任を果たすための態勢が必要であるという性格上、本業における一定の成功が前提であろうが、倫理面での社会的評価や顧客の信頼など、目に見えない長期的なメリットも期待できる。 本稿の目的は、CSRと大学の社会貢献を比較し、大学が社会貢献を推進することで、CSRが企業にもたらす「正のスパイラル」効果を大学が得られるのでないかという仮説を検討することにある。 |