ウシジマ タカシ
Takashi USHIJIMA
牛島 万 所属 京都外国語大学 外国語学部 スペイン語学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/12 |
形態種別 | 書評 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | (書評)桜井三枝子編著『グアテマラを知るための67章』(第2版) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 京都外国語大学ラテンアメリカ研究所紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (18),115-117頁 |
著者・共著者 | 牛島 万 |
概要 | 3つの項目について述べた。第一はアフロと先住民の融合についてである。ガリフナ族がその代表例で、アフロ系が先住民性と融合し、先住民性を主張することで主権を回復した事例である。これとは逆に、先住民を自らのアイデンティティとして称する者が減少してきているという統計結果についてふれた。対等な社会的立場での権利主張の表れであろうか。最期にアルベンス政権の評価が二分していることを指摘した。とくにアルベンスが真の意味で急進的社会主義者であったかどうかという疑念が残る。同時に、彼は本当に民主的であったかどうかに関しても議論の余地があることを指摘した。 |