ウエヤ タカシ
Takashi UEYA
植屋 高史 所属 京都外国語大学 外国語学部 中国語学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 中国語 |
発行・発表の年月 | 2023/12 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 日本大学汉语专业写作评分标准研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Ignis |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 京都外国語大学 |
巻・号・頁 | 3 |
著者・共著者 | 吉野孝介, 高思暢, 植屋高史, 楊蕾 |
概要 | 本研究は,中国語母語話者である大学教員5 名に,日本の中国語を専攻する学生が書いた叙述文18編,論説文17編を採点してもらい,その採点基準を整理,分析したものである。採点の際には,事前に統一した採点基準は設けず,採点理由を自由記述で書いてもらった。 これを基に分析した結果,採点者は文章の構成,内容,表現の面で,先行研究に見られる日本語作文の採点基準と多くの共通点があることが分かった。一方で,中国語作文の採点者は文章の長さを要求するなど,異なる点も見られた。また,作文の種類によっても,採点基準に相違点が見られた。例えば,論説文の採点においては,具体的な事例を論拠として挙げ,読者の共感を呼び 起こしながら,自分の考えを主張すると高い評価を得やすく,叙述文の採点においては,特徴的 な細部描写を行っているか否かが採点基準となっていることが判明した。 |