イナガキ ツトム   Tsutomu INAGAKI
  稲垣 勉
   所属   京都外国語大学  共通教育機構
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018/07
形態種別 論文
査読 査読あり
標題 潜在的自尊心のバッファリング効果の検討――困難課題後の感情を指標として――
執筆形態 共著
掲載誌名 教育テスト研究センター年報
掲載区分国内
巻・号・頁 (3),37-39頁
担当範囲 実験・分析および論文全体の執筆を担当。
著者・共著者 稲垣 勉・澤海崇文・相川 充
概要 人は,自尊心が脅かされるような困難な課題に直面しても,潜在的自尊心(Implicit SelfEsteem)が高ければ,それがバッファとして機能するため,ネガティブな感情が生起しにくいことが先行研究において示されている。本研究は,これらの先行研究に基づき,潜在的自尊心のバッファリング効果に関するデータの蓄積を目指して研究を行ったものである。37名の大学生・大学院生を対象に実験を行った結果,先行研究と同様の傾向は観察されたものの,その傾向は統計学的には有意に至らなかった。