イナガキ ツトム   Tsutomu INAGAKI
  稲垣 勉
   所属   京都外国語大学  共通教育機構
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/07
形態種別 論文
査読 査読あり
標題 全国規模の調査データによるシャイネスの年代差の検討――性別ごとの分析も含めて――
執筆形態 共著
掲載誌名 教育テスト研究センター年報
掲載区分国内
巻・号・頁 (4),53-55頁
担当範囲 実験・分析および論文全体の校正を担当。
著者・共著者 澤海崇文・稲垣 勉・相川 充
概要 本研究は,恥ずかしさの度合いを表すシャイネスの年代差を見るべく,シャイネス尺度での得点が年代間でどのように異なるかを調査した。シャイネスを測定する尺度(特性シャイネス尺度: 相川, 1991)を含むインターネット調査を実施し,16歳から69歳の幅広い年齢層から構成される1448名が日本全国から参加した。シャイネスに対して全体的に性別よりも年代による違いが観測され,40代で高くなる傾向が観測された。シャイネスと年齢の関係は,一般的な相関分析では検討できないような曲線相関が読み取れた。しかし,本研究で得られた年代差は発達的変化ではなく時代的変化による影響も考えられるため,今後は対象者のシャイネスの程度を長期間追うような継時的な比較が望まれる。