タケウチ トシタカ   Toshitaka TAKEUCHI
  竹内 俊隆
   所属   京都外国語大学  国際貢献学部 グローバルスタディーズ学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1999/12
形態種別 論文
標題 「印パの核実験と地震波による検証:CTBTの検証体制不備説をめぐって」
執筆形態 単著
掲載誌名 『大阪外国語大学論集』
掲載区分国内
巻・号・頁 (21),177-194頁
概要 インドが1998年5月13日に行った核爆発実験のうち、低威力の2回の爆発を感知した地震計は世界中でどこにもなかった(インド国内を除く)。そこから、CTBT検証体制不備説が生まれた。本稿は、CTBTの検証体制は、地震波観測網だけではなく(しかも、完成時の体制とはほど遠い状態にあった)、放射性核種、水中音響そして微気圧変動の4種類の技術的探知網の他、現地査察も可能であり、探知網は「疑わしい現象」を探知できれば良い体制になっているので、不備説は適切ではないと結論付けている。