モリタ ミサト   Misato MORITA
  森田 美里
   所属   京都外国語大学  外国語学部 フランス語学科
   職種   講師
言語種別 フランス語
発行・発表の年月 2018/03
形態種別 学位論文(博士)
査読 査読あり
標題 Le clic en français parlé dans une perspective lingustique et interculturelle franco-japonaise
執筆形態 単著
掲載誌名 博士論文
掲載区分国外
出版社・発行元 オルレアン大学
著者・共著者 Misato MORITA
概要 フランス語母語話者の発する舌打ち音は,これまでほとんど研究対象となってこなかったが,一部の日本人フランス語学習者にとって,良好なコミュニケーションの妨げとなっている。本研究はそのフランス語談話における舌打ち音の機能を明らかにすることを目的としている。言語学および日仏異文化間コミュニケーションの観点から10の調査を行った結果,この音は両唇吸着音,歯あるいは歯茎吸着音であること,句切りの部分でフィラー・短いポーズ・連結辞を伴って現れることがわかった。また,フランスのみならずベルギーのフランス語母語話者の談話にも舌打ち音が現れること,40年前から現在まで,老若男女,社会的地位など関係なくこの音を発していることが確認された。この音には3つの機能と17の用法があり,言語学的な位置づけとして,語彙の周辺にあるものを「ペリレキシック」と命名し,身体的表現と言語表現との中間にあり,フィラーよりもさらに身体的表現寄りの要素,つまり,身体的表現の中で最も発声が大きいもの,かつ言語的表現の中で最も発声が小さいペリレキシック的要素であると結論づけた.