イズミ ヒロアキ   Hiroaki IZUMI
  泉 宏朗
   所属   京都外国語大学  ランゲージセンター
   職種   講師
言語種別 英語
発行・発表の年月 2019
形態種別 論文
査読 査読あり
標題 Regrading and implicature: Sequential structures of mobility scales in Japanese rehabilitation team interaction
執筆形態 単著
掲載誌名 Journal of Pragmatics
掲載区分国外
出版社・発行元 Elsevier
巻・号・頁 150,pp.111-132
概要 本研究は、多職種リハビリテーションチームに所属する医療従事者が、実際の相互行為を通して組織する患者の移動能力に関する格上げ・下げと尺度の現象を分析する.データは、回復期リハビリテーション病棟でビデオ収録した病棟カンファレンスとフィールドワークを通して得られた民族誌的情報—理学療法で使用される歩行補助具(車いす、杖など)とその尺度的関係—を用い、次の2つの手順で分析する。まず、民族意味論を使い、歩行補助具の意味的・含意的に尺度化された関係を明らかにする.次に、状況的意味論の視点から、そういった尺度が、実際の会話のやり取りを通してどのようにして組織され、また、その尺度の使用から生じる尺度含意を通して、患者の歩行自立度がどのようにして理解されるのか、について分析する.分析の結果、尺度含意は、モデルによってあらかじめ決まった順序で発動されるのではなく、相互行為を通して実際の状況の中で組織される、患者の疾患カテゴリーや歩行自立度、さらに、歩行距離や歩行環境(屋内・屋外)などの様々な尺度の組み合わせによって修正されることが分かった.