イズミ ヒロアキ
Hiroaki IZUMI
泉 宏朗 所属 京都外国語大学 ランゲージセンター 職種 講師 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2019 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Use of the functional independence measure in Japanese rehabilitation team interaction |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Discourse Studies |
掲載区分 | 国外 |
出版社・発行元 | SAGE Publications |
巻・号・頁 | 21(6),pp.660-689 |
概要 | 本研究は、リハビリテーションチーム・カンファレンスに参加する医療従事者が、どのようにして機能的自立度評価法(FIM)を使い、脳卒中や骨折などの患者の機能改善を評価し、プラトーに達したかどうかを判断するのか、について分析した.医師のノートやパソコンの画面に写ったリハビリテーション実施計画書(RIPS)の使用を含めたマルチモーダル相互行為分析の結果、患者の機能改善は、相互行為を通してRIPS上に入力されたFIMスコアの関係性によって理解が可能となり、プラトーに達する時期を予測することが可能になることが分かった.また、ある特定の医療従事者が患者の機能改善に関する評価について質問され、応答することから、その医療従事者の認識的根拠が医療方針決定の基準になることが分かった.医療診断・方針の決定は、相互行為に参加する多職種医療チームによる恊働作業によって達成されることが明らかになった. |