シマムラ ノリコ   Noriko SHIMAMURA
  島村 典子
   所属   京都外国語大学  外国語学部 中国語学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2003/10
形態種別 論文
標題 動詞の前後に位置する起点と経過点
執筆形態 単著
掲載誌名 日本中国語学会『中国語学』
掲載区分国内
巻・号・頁 (250),122-136頁
担当範囲 A5、総頁数304頁中15頁
概要 動詞(V)が方向補語(D)“出”或いは“過”を伴い物理的な移動を表す場合、移動の起点及び経過点を表す場所名詞(L)は、「从+L+VD」(前置式)及び「VD+L」(後置式)という形式によって、動詞の前方または後方に位置する。本稿では、前置式と後置式に生起するLの性質の差異に着目し、認知言語学の「有界」(bounded)「無界」(unbounded)の概念を用いて両形式が表す意味の相違を明らかにした。