カバタ シゲル   Shigeru KABATA
  嘉幡 茂
   所属   京都外国語大学  国際言語平和研究所
   職種   嘱託研究員
言語種別 スペイン語
発行・発表の年月 2020/12
形態種別 論文
査読 査読あり
標題 "Sistemas de abastecimiento de obsidiana entre el Estado teotihuacano y las sociedades del valle de Toluca"
執筆形態 共著
掲載誌名 Boletín del Instituto de Estudios Latinoamericanos de Kyoto
掲載区分国内
巻・号・頁 (20),29-59頁
総ページ数 31
著者・共著者 Kabata, Shigeru, José Luis Ruvalcaba Sil, y Julieta Margarita López Juárez
概要 初期国家テオティワカン(前150~後550/600年)は、古典期の間、メソアメリカ地域に多大な影響力を与えた。先行研究は、この国家の経済的な発展は、近郊に位置するオトゥンバとシエラ・デ・ラス・ナバハス(パチューカ)黒曜石原産地を支配し、獲得・加工・流通を国家事業として成功させたことにあると指摘する。しかし、近年の研究の成果から、上記の2原産地以外の黒曜石もテオティワカンで利用されていたことが報告されている。さらに、シエラ・デ・ラス・ナバハス原産地で獲得された黒曜石は、先行研究で指摘されているほど、この国家の経済的基盤を担っていなかったことも明らかになってきている。本稿では、テオティワカンの「月のピラミッド」と「太陽のピラミッド」から出土した黒曜石の蛍光X線分析(XRF)と、その支配圏であったトルーカ盆地出土の黒曜石の肉眼による産地同定の結果を比較する。同時に、ArcGISによる原産地までの最適ルートの復元解析を基に、中央(テオティワカン)と周辺(とルーカ盆地)において、それぞれどのような戦略が採用されていたのかについて考察する。