スギモト モニカ   Monika Sugimoto
  杉本 モニカ
   所属   京都外国語大学  外国語学部 ドイツ語学科
   職種   教授
言語種別 ドイツ語
発行・発表の年月 2019/03
形態種別 論文
査読 査読あり
招待論文 招待あり
標題 Neue Wege in der DaZ-Forschung
執筆形態 単著
掲載誌名 Brücke
掲載区分国内
出版社・発行元 KUFS Germanistik
巻・号・頁 21,27-37頁
総ページ数 11
著者・共著者 杉本モニカ
概要 本稿では、DaZの最新の研究成果について紹介する。近年の移住の増加により、ドイツの多くの学校では、ドイツ語の知識が不足している多くの移民の子どもたちが、クラスに参加するために必要なサポートを受けられないという問題に直面している。各々の子どもの第二言語習得がどのように進んでいるのか、また、個々の支援がどのように役立つのかを測るために、2000年代から様々な診断ツールが開発されてきた。本稿では、特に、フランクフルト・ゲーテ大学のペトラ・シュルツ教授を中心とする言語学者の研究を紹介する。その研究によれば、言語状況診断の結果に基づいて支援措置が考案され、保育所や学校の専門スタッフの訓練が行われている。ここ数年にドイツで出版された新しいDaZ教材の多くは、このサポートプログラムに役立っている。それらのいくつかは、本稿の最終節で紹介する。さらに本稿では、特殊な対応が必要される海外での支援教育に対して、それらの新しい教材のなかで、どのような教材が有意義なものとなるのかを示す。
ISSN 1344-7734