ハシモト カツオ   Katsuo HASHIMOTO
  橋本 勝雄
   所属   京都外国語大学  外国語学部 イタリア語学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2011/12/24
形態種別 総説・解説記事
標題 海外文学・文化2011年回顧イタリア
執筆形態 単著
掲載誌名 図書新聞
出版社・発行元 (株)図書新聞
巻・号・頁 (3043),7-7頁
担当範囲 (ブランケット版、総頁数12頁中1頁未満を担当)
著者・共著者 橋本勝雄
概要 「イタリア統一150年を迎えて『ベルルスコーニ時代』の終りを象徴する意欲作多数」と題して、イタリア文学の2011年の注目作品を列挙した。2011年は、国家統一150周年であると同時に、90年代からイタリア政治社会の中心人物であったベルルスコーニが経済危機をきっかけにして政権の座を降りたことで一つの時代が終わった年でもある。そのベルルスコーニ時代を象徴する小説作品として、パオロ・ディ・パオロ『あなたたちはどこにいたのか』やドメニコ・スタルノーネ『アリスティデ・ガンビーアの性遍歴』を紹介した。アントニオ・タブッキの短編集、ウンベルト・エーコの評論集『敵を創り上げる』、ネット上の言語を分析したミルコ・タヴォサニス『Web時代のイタリア語』などを取り上げた。