ナガハマ タクマ   Takuma NAGAHAMA   長濵　拓磨    所属   京都外国語大学  外国語学部 日本語学科    職種   教授
言語種別	日本語
発行・発表の年月	1995/09
形態種別	論文
標題	「自由の彼方で」論ー「死」と「復活」への志向ー
執筆形態	単著
掲載誌名	椎名麟三研究
掲載区分	国内
出版社・発行元	椎名麟三研究会
巻・号・頁	(12),65-77頁
著者・共著者	長濵拓磨
概要	椎名麟三の小説『自由の彼方で』についての作品論。本作を主人公清作の特異な形の教養小説と位置付けた。というのも、通常教養小説では主人公が様々な試練や経験を通して大人へと成長を描くものであるが、『自由の彼方で』の清作は、時には「死」へとりつかれ、時には「復活」を夢見るなど、成長どころか生きることすら拒否する。そうした清作の特異な青春の様相を追った。