オカモト シンショウ   Shinsho OKAMOTO
  岡本 信照
   所属   京都外国語大学  外国語学部 スペイン語学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/03
形態種別 論文
標題 フィリピン諸島におけるスペインの伝道語学に関する予備的考察
執筆形態 単著
掲載誌名 スペイン学
掲載区分国内
出版社・発行元 論創社
巻・号・頁 (23),2-17頁
総ページ数 196頁
担当範囲 15頁
概要 16世紀末のスペインによるフィリピン支配とともに始まる伝道語学(=宣教師による伝道目的の現地語文法・辞書の編纂)の実態を明らかにするための予備的研究として、歴史的背景と言語記述上の問題点を取り上げたもの。特に、最初期の文法書であるサン・ホセ・ブランカス著「タガログ語文法」(1610)およびアロンソ・デ・メントリダ著「ヒリガイノン語文法」(1618)を原資料として、当時の宣教師がラテン文法の枠組みでいかにオーストロネシア系言語の文法記述の困難さに直面したかを指摘した。