ウシジマ タカシ   Takashi USHIJIMA
  牛島 万
   所属   京都外国語大学  外国語学部 スペイン語学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/03
形態種別 総説・解説記事
標題 アフロ・ラテンアメリカ研究における若干の問題提起 ―プエルトリコ研究からの視点ー
執筆形態 単著
掲載誌名 アフロ・ラテンアメリカ研究
掲載区分国内
出版社・発行元 京都外国語大学アフロ・ラテンアメリカ研究会
巻・号・頁 (創刊号),99-102頁
概要 1930年代の文化的スペイン性、ヒバロ、タイノ、アフロ性を中心に言及した。人種混淆論、文化混淆論の立場からすれば、ヒバロ、タイノ、アフロ性を含んだものが文化的スペイン性であったとも考えられる。しかし、米国本土の人種差別撤廃運動やマイノリティの復権運動の影響がプエルトリコにおける人種混淆論を根底から覆そうとしていた。他方、タイノやヒバロは実体ではなく、文化的伝承による表象という考え方がある。タイノと黒人が融合するのもこの文化的伝承の影響を受けたものであると考えられる。