ウシジマ タカシ   Takashi USHIJIMA
  牛島 万
   所属   京都外国語大学  外国語学部 スペイン語学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1994/03
形態種別 論文
査読 査読あり
標題 米墨戦争研究の展開―メキシコ人史家・ヒスパニック史家の研究史 (1847-1991)
執筆形態 単著
掲載誌名 上智大学イベロアメリカ研究所『イベロアメリカ研究』
掲載区分国内
巻・号・頁 XV(2),35-47頁
概要 敗者メキシコ人による米墨戦争研究史である。戦争に対するメキシコ人の見解にも多様性が見られるが、全体的に、米国の膨張主義(領土拡張主義)を戦争の原因に位置付けている。とりわけ革新派は、米国による侵略戦争として位置付け、近年においても一部の動きとして、自らの権利擁護運動に結び付けている。しかし自国の内部に戦争の原因を見出す見解としては、独立以来継続していた党派間抗争、および軍部内、軍人間の対立が取り上げられた。また戦争責任の追及では、サンタ・アナとパレデスに対する批判が多い。このような研究史を検討すると、それぞれの時代の背景が戦争研究動向に大きな影響を与えていることがわかる。米墨間のボーダレス化が進むなかで、メキシコ人労働者の米国への移住者は、マイノリティとして社会的に排除される対象にされることが少なくない。