コンドウ ナオキ   Naoki KONDO
  近藤 直樹
   所属   京都外国語大学  外国語学部 イタリア語学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005/07
形態種別 論文
標題 アリオストの時代の喜劇の文体について
執筆形態 単著
掲載誌名 京都外国語大学『研究論叢』第65号
掲載区分国内
担当範囲 B5、16頁
著者・共著者 近藤 直樹
概要 16世紀初頭の劇作家であるアリオストは、最初の喜劇を散文で書いている。喜劇の文体としての散文の使用はその後、詩学の規範となるが、アリオストはその着想をどこから引いてきたのかを調査した。15世紀後半にラテン喜劇のイタリア語での翻訳上演が盛んになるが、当初は韻文だった訳が、同世紀最後の数年になると散文が見受けられるようになる。アリオストの散文使用はそうした流行に合わせたものと思われる。