クラタ マコト   Makoto KURATA
  倉田 誠
   所属   京都外国語大学  外国語学部 英米語学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1997/01/25
形態種別 論文
標題 「補文標識thatを考える」(1)―学習英和辞典での扱われ方―
執筆形態 単著
掲載誌名 京都外国語大学英米語学科研究会『SELL』第13号荒木一雄教授退職記念論文集
巻・号・頁 (13)
担当範囲 A5、総頁数12頁
著者・共著者 倉田 誠
概要 thatの研究は、Bolinger(1972a)によって多面的に行われてはいるが、完全には説明されていない、かなり不透明な部分を残した言語現象である。本稿は、他動詞の後に形態的に現れるが、その生起が任意的な場合と義務的な場合とがある補文標識のthatに範囲を限定し、その正体を再考するための予備調査である。独自の仮説をたて、考察した結果、「述懐する」という色彩が濃い動詞の後のthatは省略できないという仮説を支持する傾向を導き出している。