ハラ カズキ
Kazuki HARA
原 一樹 所属 京都外国語大学 国際貢献学部 グローバル観光学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2003/03 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | ドゥルーズ哲学と<生>の概念 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『論集21』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 東京大学大学院人文社会系研究科・文学部哲学研究室 |
巻・号・頁 | 149-165頁 |
概要 | 本論文は、ドゥルーズにしばしば冠せられる「生の肯定の哲学者」という表現の内実はいかなるものかを探究したものである。手続きとして科学哲学者カンギレムによる「生気論」の定義、現在の進化論や哲学者ベルクソンによる「生命現象の本質への理解」などとドゥルーズ哲学との対照を行なった。結果、ドゥルーズにとって「生の肯定」は観照的なものではなく、芸術作品創造などの「生の解放」に裏打ちされねばならないものであることが明らかとなった。 |