ハラ カズキ   Kazuki HARA
  原 一樹
   所属   京都外国語大学  国際貢献学部 グローバル観光学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2004/03
形態種別 論文
査読 査読あり
標題 <社会>概念を巡る二つの基本問題とドゥルーズ=ガタリ社会理論
執筆形態 単著
掲載誌名 『論集22』
掲載区分国内
出版社・発行元 東京大学大学院人文社会系研究科・文学部哲学研究室
巻・号・頁 171-188頁
概要 本論文は、その独特の語彙により難解を極めると評価されがちな哲学者ドゥルーズと精神分析家ガタリが構築した社会理論について、「社会と個人との関係」及び「社会の分節化」という二つの基本問題を切り口としてアプローチすることにより、その理論構成の核心部分の明瞭化を目指したものである。結果、彼らの議論が上記の二つの問題設定を無効化する側面を持つこと、また彼らが独自の「理論―実践関係」を構想していることが明らかとなった。