ミョウ チェン
Miao Qian
苗 チェン 所属 京都外国語大学 外国語学部 中国語学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/11 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 『聊楽No.4』聊楽句会第四号 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 静涵堂芸術館 |
概要 | がありました。小、中学校では何かとクラス委員やらといって、社会活動で自己満足できそうなことばかりやっていたし、また大学時代は部活に没頭していて、それなりに楽しかったです。今振り返ってみれば、高校の三年間は特別に巡り会えなどもなく、普通の女子高生として生きていて、思い出せと言われても、とくに何も頭に浮かんでこないくらい平凡な暮らしでした。しかし、招さんの手紙を読んで、ハッと自分の高校生の時にやっていたいろんな突飛なことを思い出しました。当時、確か文学サークルに入っていて、仲間と一緒に変わった服装や化粧をして、新年会のステージに上がった訳の分からない自作の「朧詩」を読みあげたりして、まるで挙動不審者のように思われたようなこともあって、学校の玄関に大きな鏡が新設したことで、新聞記者のつもりで校長先生にインタビューして、どういうつもりで鏡を立てるようにしたのかと、しつこく食い下がっていたから、校長に五月蝿いと冗談気味に怒られたこともありました。
何十年経っている今では、尖っているところはいくらかまるーくなったように気もしますが、突飛なことをしたり、変なところに着眼してしまうといった |