| イシマル クミコ
            Kumiko ISHIMARU 石丸 久美子 所属 京都外国語大学 外国語学部 フランス語学科 職種 教授 | |
| 発表年月日 | 2011/03/25 | 
| 発表テーマ | 学生・教師間の相互コミュニケーション活性化への取り組み | 
| 会議名 | 第25回関西フランス語教育研究会 | 
| 学会区分 | 全国学会 | 
| 発表形式 | 口頭(一般) | 
| 単独共同区分 | 単独 | 
| 開催地名 | 大阪日仏センター=アリアンス・フランセーズ | 
| 概要 | 学生一人ひとりをより良く把握し、コミュニケーションをとるためにどのような努力をするべであろうか。特に、大人数クラスの場合には学生と教師との個人的なコミュニケーションは非常に限られる。そのような場合、どう対処すればよいのか。 まず一つ目として、授業運営とは、学生と教師とのコミュニケーションの場であり、学生側の情報、意見、態度などを教師がしっかりと把握し、それにフィードバックしていくという相互コミュニケーションを図ることが重要であり、それを基盤にしてこそ本来の学習効果が得られると思われる。二つ目として、外国語学習では、学生自身の自己分析・把握が目標を達成するためには不可欠であり、その自発的動機づけ、自律性を教師が支えて行かなければならない。 アトリエ前半部では、この二点の考えを基に、他の研究者の先行例を取り上げながら、発表者が授業で使用している「今日のひとこと出欠表」(ミニッツ・ペーパー)、そして「中間、期末試験ミニアンケート」の試みを紹介し、その有用性とともに、そこに考察できる学生の姿、コミュニケーションについて言及した。後半では、アトリエ参加者と意見、アイデア交換、議論を行った。 Mots-clés : fiche de présence, mini-enquêtes, communication interactive |