ハヤシ シホ
Shiho HAYASHI
林 姿穂 所属 京都外国語大学 外国語学部 英米語学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2010/10 |
発表テーマ | “The Paradise of Bachelors and the Tartarus of Maids”に見られるホモソーシャルな社会と女性労働者の関連性について |
会議名 | 第62回日本英文学会中部支部大会 |
主催者 | 日本英文学会 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 金沢大学 |
発表者・共同発表者 | 林姿穂 |
概要 | “The Paradise of Bachelors and the Tartarus of Maids”(「独身者の楽園と乙女の地獄」)は男性中心のホモソーシャルな社会構造がもたらす女性労働者への抑圧を描いた作品である。作品は二部構成になっており、豪華な饗宴を楽しむ法律家と製紙工場の女性労働者たちが比較対照的に描かれている。本発表では作品のキーワードとなる「食」と「紙」に焦点を絞り、法律家と女性労働者の関連性を明らかにし、作家のホモソーシャルな社会に対する視点を考察した。また、Melville自身が ホーソンに宛てた手紙を検証し、MelvilleとHawthorneとの間に揺曳するホモソーシャルな絆と、この作品との関連性について考察した。 |