| フセ マサオ
            Masao FUSE 布施 将夫 所属 京都外国語短期大学 キャリア英語科 職種 教授 | |
| 発表年月日 | 2017/11/05 | 
| 発表テーマ | 19世紀アメリカ海軍の教育制度観をめぐって――海軍兵学校の規律重視と海軍大学校の効率重視―― | 
| 会議名 | 関西アメリカ史研究会 第55回年次大会 | 
| 学会区分 | 地方学会 | 
| 発表形式 | 口頭(一般) | 
| 単独共同区分 | 単独 | 
| 開催地名 | キャンパスプラザ京都 | 
| 概要 | 19世紀前半に設立された海軍兵学校では、若い士官候補生が学生であったため、規律重視が重視された。しかし、第一次大戦期の一次史料によると、多様なしごき等が後世に残った可能性は否めない。一方、19世紀後半に創設された海軍大学校では、年長の士官が学生であったため、規律維持よりも戦略的な戦争遂行能力の効率化が重視された。この効率的な戦略重視の姿勢は、数名の将校や士官によって、ドイツ陸軍からアメリカの陸海軍を媒介してドイツ海軍へ回帰したのではなかろうか。この仮説は、今後検証してみたいものである。 |