フセ マサオ
Masao FUSE
布施 将夫 所属 京都外国語短期大学 キャリア英語科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2022/02/27 |
発表テーマ | 軍隊における戦略重視の傾向と普及―19世紀後半の米独将校教育と思想的転換― |
会議名 | 関西アメリカ史研究会2月例会 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | オンライン(ズーム) |
開催期間 | 2022/02/27~2022/02/27 |
概要 | 19世紀後半のアメリカの陸軍将校エモリー・アプトンや海軍士官スティーヴン・ルースは、ドイツに学んで戦略や戦史の教育の重要性を強調した。しかし、最近のドイツの軍事史家イエルク・ムートは、ドイツ陸軍の将校教育において戦略よりも委任戦術が重視されていたと説く。なぜ、アプトンやルースはドイツの戦略に注目したのであろうか?1878年に刊行されたアプトンの報告書によると、ドイツの陸軍大学校では実は、(科目名は違うものの)戦略教育が一貫して行われていた。ゆえにアメリカ陸軍将校の客観的な視点からすれば、ドイツ軍の戦略教育が印象的であったと考えられる。 |