イナガキ ツトム
Tsutomu INAGAKI
稲垣 勉 所属 京都外国語大学 共通教育機構 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2018/09 |
発表テーマ | 中学生の知能観が達成目標と確率学習のパフォーマンスに及ぼす影響 |
会議名 | 日本心理学会第82回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 仙台国際センター |
発表者・共同発表者 | 大家まゆみ・稲垣 勉 |
概要 | 中学生における暗黙の知能観が,確率学習のパフォーマンスに及ぼす影響について検討した。共分散構造分析を用いて検討した結果,自分の賢さは変わりにくいとする実体的知能観を持つ学習者ほど,授業内容をしっかり学びたいという習得目標が高く,習得目標の高い学習者は確率学習の成績はよいが,実体的知能観を持つ学習者は確率学習の成績が振るわないことが示された。一方,実体的知能観を持つ学習者ほど「よい成績を取りたい」「能力不足を知られたくない」という遂行接近目標も遂行回避目標も高いが,一方で遂行目標は確率学習の成績に影響を及ぼす訳ではないことが明らかになった。 |