ヒョウ イチホウ
FENG YIFENG
馮 一峰 所属 京都外国語大学 外国語学部 中国語学科 職種 講師 |
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発表年月日 | 2025/08/09 |
発表テーマ | 中国語における転送出力形成の統辞的制約―φ素性均衡の構築を目的とした統辞操作の不適用に関する検証― |
会議名 | 日本中国語学会北陸支部2025年度第2回研究例会 |
主催者 | 日本中国語学会 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
国名 | 日本 |
開催地名 | オンライン |
開催期間 | 2025/08/09~2025/08/09 |
発表者・共同発表者 | 馮一峰 |
概要 | Narita and Fukui (2022)は、対称性原理に基づき、転送出力の形成方法として二つのアプローチを提案している。第一は、素性均衡を構築する方法であり、第二は、統辞体SOの構成素αおよびβがいかなる形式素性も持たないという方法である。Narita and Fukui (2022)は、英語では第一の方法が多く用いられている一方で、日本語のレキシコンにはφ素性が存在しないため、φ素性均衡の構築を目的とした統辞操作は適用されないと主張している。本研究では、日本語と同様に顕在的なφ素性を持たないとされる中国語においても、φ素性均衡を構築するための統辞操作が適用されないとの推測を検証する。 |