ペドロ アイレス
Pedro Carlos Freitas Aires
ペドロ・アイレス 所属 京都外国語大学 外国語学部 ブラジルポルトガル語学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2022/03/05 |
発表テーマ | ポルトガル語の複合未来形と過去未来形:PEとPBの特徴 |
会議名 | 日本ポルトガル・ブラジル学会(AJELB) |
主催者 | WEB 開催 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 彌永 史郎、ペドロ・アイレス(京都外国語大学)、ギボ・ルシーラ(上智大学) |
概要 | 複合未来形は(1A)未来における基準点からみて、その基準点以前にすでに完結した状況を表現する場合と、(1B)現在における基準点から見てそれ以前にすでに完結していると考えられる状況に関する推量を表現する場合とがある。いっぽう過去未来形の意味については、(2A)過去における基準点より観察される仮定条件の帰結のほか、(2B)過去における基準点より前に完結したと思われる不確かな状況を表現する。こうした二種類の時称を比較してみると、基準点が現在にあるか過去にあるかという違いを除くと、(1B)と(2B)とに「話者が過去の状況に関してある不確かさを表現する」という共通項がある。本共同研究では、この意味ではPEにおいて複合未来形が頻用されPBでは過去未来形が頻用されるという直感的な印象を、文語コーパスを通じて実証。得られた結論をいかにポルトガル語教育において利用できるかを展望する。 |