ウシジマ タカシ
Takashi USHIJIMA
牛島 万 所属 京都外国語大学 外国語学部 スペイン語学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2023/08/18 |
発表テーマ | プエルトリコ音楽レゲトンにみられるアフロ性の探究をめぐる問題 |
会議名 | 九州スペイン研究会 2023年度夏季研究大会 |
主催者 | 九州スペイン研究会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 久留米大学福岡サテライト |
開催期間 | 2023/08/17~2023/08/18 |
概要 | レゲトンに見られるブラックネスを批判的に検討した。レゲトンが誕生した1990年代のプエルトリコではカセリオ(低所得者用公共団地)に代表される貧困、犯罪と、mano duraに代表される反社的な若者に対する政府の強権政策(反ポルノ政策もこれに含まれる)が社会的に問題になっていた。そのため、アンダーグランド化する文化にはアフロ的要素が関わっているというのが従来の定説である。最近レゲトンのポップス化が指摘されるなかで、音楽やダンスはあくまでも娯楽として感覚的に捉えている最近の若者像を認識し、従来の研究は真摯にこの点を受け止めなければならないことを強調した。 |