フクダ ミナ   MINA FUKUDA
  福田 実奈
   所属   京都外国語大学  国際貢献学部 グローバル観光学科
   職種   講師
発表年月日 2025/09
発表テーマ 日本語版 Attitudes to Chocolate Questionnaire の作成とその特性 チョコレート消費量との関連の検討
会議名 日本心理学会第89回大会
主催者 日本心理学会第89回大会実行委員会
学会区分 全国学会
発表形式 シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
単独共同区分 共同
開催地名 東北学院大学
開催期間 2025/09/05~2025/09/07
発表者・共同発表者 福田 実奈・伊藤 雅隆
概要 欧米で広く渇望される食品であるチョコレートに対する態度を測定する尺度として、Attitudes to Chocolate Questionnaire(ACQ)が開発され、複数言語に翻訳されているが、いずれも欧米圏における検討に限られていた。本研究では日本語版ACQを作成し、その因子構造とチョコレート消費量との関連を検討した。研究1ではクラウドワークス登録者630名を対象に調査を実施し、確認的因子分析により先行研究と同様の2因子構造が得られ、信頼性・妥当性も十分であった。研究2では大学生38名を用いてチョコレートの提示有無による消費行動の違いを検討し、提示条件による効果は見られなかったが、ACQの「渇望と情動的摂食」因子と摂食個数との間に有意な正の相関が確認された。以上より、日本語版ACQは信頼性と妥当性を持ち、実際の摂食行動とも関連することが示唆された。