ナカヤマ トモコ
Tomoko NAKAYAMA
中山 智子 所属 京都外国語大学 外国語学部 フランス語学科 職種 教授 |
|
発表年月日 | 2025/06/22 |
発表テーマ | 「18世紀前半のパリにおける劇場間の関係と演劇創造」(開催校企画パネルセッション「西洋演劇受容と演技者―翻訳の役割と劇の創造をめぐって」) |
会議名 | 2025年度日本演劇学会全国大会 |
主催者 | 日本演劇学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(指名) |
単独共同区分 | 共同 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 広島大学文学部(東広島市) |
開催期間 | 2025/06/21~2025/06/22 |
発表者・共同発表者 | 司会・発表 小林英起子:広島大学文学部教授
発表 中山智子:京都外国語大学外国語学部教授 発表 樋口史都:広島大学大学院人間社会科学研究科博士課程後期3年 発表 溝渕園子:広島大学人間社会科学研究科教授 |
概要 | 日本演劇学会全国大会の開催校企画パネルセッションのパネリストとして、18世紀前半のパリにおける劇場間の関係と演劇創造について以下の発表を行った。
発表要旨:1725年、パリではコメディ・フランセーズとイタリア人劇団が熾烈な競争を繰り広げていた。コメディ・フランセーズはコメディア・デラルテの登場人物を使った喜劇を創作し、女優にコメディア・デラルテの象徴であるアルルカンを演じさせるという奇策に出た。イタリア人劇団は報復として、看板女優にフランスの伝統的下僕役クリスパンを演じさせた。18世紀フランス演劇における異性装、とりわけ女優による男装を概観し、2劇団のライバル関係から生まれたこれらの作品を例に、演技者の性と上演劇団の違いが演劇創造にもたらす意味を考察する。 |