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タツミ リョウ
Ryo TATSUMI
辰巳 遼 所属 京都外国語短期大学 キャリア英語科 職種 講師 |
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| 発表年月日 | 2025/09/13 |
| 発表テーマ | アメリカの信仰と感情 ― 宗教的表象をめぐって |
| 会議名 | 言語文化・表象研究会 |
| 主催者 | 言語文化・表象研究会 |
| 学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
| 発表形式 | 口頭(一般) |
| 単独共同区分 | 単独 |
| 国名 | 日本 |
| 開催地名 | 京都外国語大学R453 |
| 開催期間 | 2025/09/13~2025/09/13 |
| 概要 | アメリカの宗教は、ナショナルアイデンティティはもちろん、現代のアメリカの市民感情を読み解く上で最も重要な要素である。歴史の原動力であることば/表象と宗教的感情の関係を再考し、アメリカの信仰がいかに歴史実践をもたらしたかを考えることは、ポストトゥルースやポストメディアが注目される今だからこそ必要である。例えばジョナサン・エドワーズのThe Religious Affection(1746)やノア・ウェブスターの『ウェブスター辞典』(1828)などに見ることができるように、アメリカにおいて印刷やテレグラフといったメディアは感情を運ぶコミュニケーションを形成したが、その中心にあったのが宗教的な動機であることは広く知られている。
本発表では、アメリカの信仰の対象が何なのかを読み解くために、アメリカの宗教的な表象とそこに渦巻く感情の関係を考察していきたい。その上で大衆化された宗教的感情がいかにアメリカのメディアで表象され、実践を促したかを明らかにする。 |