ナカジマ ダイスケ
Daisuke NAKAJIMA
中嶋 大輔 所属 京都外国語大学 共通教育機構 職種 教授 |
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発表年月日 | 2018/03/18 |
発表テーマ | フィリピンの大学女子バレーボールリーグ戦に関する研究~観客20,000人を動員するリーグ戦の魅力を探る~ |
会議名 | 日本バレーボール学会 第23回大会 |
主催者 | 日本バレーボール学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 名城大学 |
発表者・共同発表者 | 中嶋大輔・内田和寿・Godfrey Okumu |
概要 | 本研究は、フィリピンの大学女子バレーボールリーグ戦について調査を行い、大会の運営及び大学スポーツの在り方について新しい知見を得ることを目的とした。近年、女子の試合はすべてテレビでLive中継され、対戦カードによっては、20,000人が会場へ足を運び観戦する。その魅力の所在について検討を行った。
ヒアリングの結果、各大学では様々な同窓会の団体による支援が行われており、またリーグ運営に関する様々な企業からの支援もあり、大学生はプロ契約してプロリーグに参加することもできるため、プロチームのスポンサーからも支援が行われていた。ブランディング戦略として、国内トレーニングを地方で行うことで子どもや高校生らとの交流も行われ、バレーボールの普及活動にも繋げていた。 我が国においては、シーズン制の導入を前提とした勉学とスポーツの両立を行い、オフ期には、他競技への理解を深めるため応援を行ったり、スポーツ以外の活動にも積極的に取り組んだりする必要がある。加えて、人的ネットワークの拡充とライフスキルの向上を目指す過程で愛校心や帰属意識の育成を行い、卒業後も応援支援する姿勢の醸成が必要であると結論付けた。 |