ナガハマ タクマ
Takuma NAGAHAMA
長濵 拓磨 所属 京都外国語大学 外国語学部 日本語学科 職種 教授 |
|
発表年月日 | 2016/08/20 |
発表テーマ | 遠藤周作『沈黙』論―引用の織物― |
会議名 | 遠藤周作没後20年・『沈黙』刊行50年記念国際シンポジウム |
主催者 | 遠藤周作学会・長崎市立遠藤周作文学館共催 |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 長崎市立遠藤周作文学館 |
概要 | 遠藤周作『沈黙』刊行50年を記念して開催された学会において、『沈黙』をめぐるリレー講演の一人として発表。作品に引用されたフェレイラの手紙、オランダ商館員ヨナセンの日記、切支丹屋敷役人日記、そして聖書の4つの観点から作品内における引用の問題を扱った。結果として作者が様々な資料に基づき引用しながらもストーリーにあわせて多少の改変が加えられており、そのことによって作品が持つフィクションの世界を形成していることを指摘した。 |