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ダニエル アリエタ
Daniel Arrieta
ダニエル・アリエタ 所属 京都外国語大学 外国語学部 スペイン語学科 職種 准教授 |
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| 発表年月日 | 2025/01/17 |
| 発表テーマ | バンデイランテとガウチョ:ブラジルおよびアルゼンチンの国 民的アイデンティティの象徴 |
| 会議名 | 国際言語文化学会 |
| 学会区分 | 全国学会 |
| 発表形式 | 口頭(一般) |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 概要 | ブラジルのバンデイランテやアルゼンチンのガウチョをめぐる文学の多くは、これらの生活様式がすでに消滅した後に書かれ、19世紀の国民国家形成や国境確定をめぐる文学的神話を生み出してきた。バンデイランテは、オラヴォ・ビラック『エメラルドの狩人』に代表されるように、壮大で民主的な理想像として描かれる。一方、ガウチョは、『マルティン・フィエロ』や『ファクンド』に見られるように、ロマン主義的あるいはヨーロッパ中心主義的な視点が交錯する複雑な存在である。両者の神話は国家建設への貢献を称えると同時に、ヨーロッパ文化への対抗として機能したが、その定着の度合いは異なる。ガウチョはアルゼンチンの国民的象徴となったのに対し、バンデイランテはサンパウロという地域的枠組みにとどまり、国民的原型は先住民像に譲られることとなった。 |