モリタ カナコ   Kanako MORITA
  森田 華奈子
   所属   京都外国語大学  外国語学部 イタリア語学科
   職種   講師
発表年月日 2015/06/27
発表テーマ 16世紀イタリア語文法における条件法の扱いについて -ピエトロ・ベンボを中心に-
会議名 イタリア言語・文化研究会
主催者 早稲田大学 イタリア研究所
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
概要 ピエトロ・ベンボによる代表的著作Prose della volgar lingua『俗語をめぐる散文』は、全編を通じて対話形式で綴られていることや、記述の中に文法用語の使用を避けていることなど、同時代の他の作品と比べても、いわゆる教科書的な文法書とは異なる体裁が特徴的である。数ある文法書の中でこの作品が広く受け入れられた要因の一つについて、本稿ではベンボによって構築された独創的な文法体系のうちの「条件法」をキーワードとして、他の作品と比べながらその差異を明確にしていく。