| タケシタ ルッジェリ アンナ
            Anna Ruggeri Takeshita 竹下 ルッジェリ アンナ 所属 京都外国語大学 外国語学部 イタリア語学科 職種 教授 | |
| 発表年月日 | 2005/02/19 | 
| 発表テーマ | 日本仏教の普遍性ー白隠の場合 | 
| 会議名 | 佛教大学総合研究公開シンポジウム | 
| 学会区分 | 研究会・シンポジウム等 | 
| 発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(指名) | 
| 単独共同区分 | 単独 | 
| 開催地名 | 仏教大学, 京都 | 
| 発表者・共同発表者 | ルッジェリ アンナ | 
| 概要 | 本発表は「日本仏教の普遍性ーその特殊性から考えるー」という佛教大学総合研究公開シンポジウムで行った発表のまとめである。本稿では徳川時代の日本臨済宗の代表的な禅者である白隠慧鶴(1685-1768)における「普遍性」について明らかにし、さらに白隠の中心的な教えである「菩提心」及び「四弘誓願」を説明した。 白隠の思想の中には、当時の世相を超越した「普遍性」が見られる。とりわけ白隠によって捉えられる普遍性は、「実践」に強く関連している。このような「普遍性」と「実践」のエレメントの相互的関係について、禅の伝統に従う白隠の思想とはどのようなものであるかを明らかにした。 |