ウルスラ フレイ
Urszula Frey
ウルスラ フレイ 所属 京都外国語大学 外国語学部 英米語学科 職種 講師 |
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発表年月日 | 2020/02/21 |
発表テーマ | The role of working women and men in society examined from Japanese TV commercials during the 80’s and 90’s |
会議名 | Kyoto International Workshop, Consumption and Sustainability – Past, Present and Future – |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催期間 | 2020/02/17~2020/02/21 |
概要 | ワークショップでの発表:本発表では、1980年代および1990年代の日本のテレビCMにおける働く女性の描写を、ACC賞受賞CMおよび関連する年鑑を使用して検討した。500本以上のCMが詳細に記録され、データベースに入力された。Cramer's Vや不確実性係数といった統計ツールを用いて、性別と職場での役割や感情表現との相関関係を分析した。その結果、若い女性のみが労働者として描かれ、あらゆる年齢層の男性が働いている姿が描かれるという、根強いジェンダーステレオタイプが明らかになった。また、CMにおける感情の使用についても分析し、広告される製品に関連するネガティブな感情の意外な使用が指摘された。女性は悲しみを表現する唯一の存在であったが、同時に他の場面ではより元気に描かれていた。一方で、男性はより集中し、真剣で自信に満ちた姿が描かれていた。 |