イヤナガ シロウ
Shiro IYANAGA
彌永 史郎 所属 京都外国語大学 外国語学部 ブラジルポルトガル語学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2015/10/10 |
発表テーマ | 複合過去形:アスペクト的意味特徴の習得 |
会議名 | 2015年度日本ポルトガルブラジル学会 |
主催者 | 日本ポルトガルブラジル学会 |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 東京外国語大学 |
発表者・共同発表者 | 彌永史郎、カタリーナ・シルヴァ |
概要 | ポルトガル語の複合過去形(Pretérito Perfeito Composto)の時称とアスペクトに関する意味特徴を考察し日本人学習者が この時称形式を習得するのに効果的な方法を探る。ポルトガル語の複合過去形は他のロマンス諸語の類似形式と形態的な並行性があるが多くの場合意味が異なる。また複合過去形は名称に反し「完了相(perfeito)」でも「完結相(perfectivo)」でもなく「未完結相(imperfectivo)」をあらわす。さらに複合過去の習得は英語の現在完了形(Present Perfect)の干渉が故に日 本語を母語とする初心者の困難点のひとつとなる。本研究では複合過去形のあらわす状況の時称的・アスペクト的構造を視覚化し習得を効率的に行う方法を提唱。学習者が複合過去形の意味特徴を習得する際難点を実際に調査する方法、教授方法の効果を実際に測定するためのテストも視野にいれて論じた。 |